日本栄養 コンシェルジュ協会理事の安原章浩と管理栄養士の廣瀬直樹が、健康寿命の延伸や地域の活性化を目指し、島根県吉賀町でからだづくりセミナーを開催しました【社会活動・食育活動】
2016年7月23日
地域社会の健康寿命の延伸を目的とし、いつまでもいきいきと活発な町づくりを目指すための社会・食育活動として、一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会主催の「島根県吉賀町からだづくりセミナー」が開催されました。
医師の安原先生からは「生活習慣病の早期発見のための医師との垣根のない信頼関係」をテーマに、血糖値や血圧など健康診断結果の説明・指導や、医師と患者様の関係について幅広くお話しいただきました。安原先生は会場の皆さまと対話をしながら、さらには手をとり、情報提供だけでなく想いを伝えておられました。
医師と患者様の信頼関係が構築されることで、より自分自身の体と向き合えるようになると話されたことが印象的で、参加者から「主治医に相談していきたい。病気としっかり向き合います」というお言葉もいただきました。
日本栄養コンシェルジュ協会の講師でもあり、経験豊富な管理栄養士でもある廣瀬直樹先生からは「ロコモ・認知症テストとご高齢の方の栄養管理術」をテーマに、食事の取り方や体を動かすテストを交えてお話しいただきました。
ダイエット目的、こどもの身体づくり目的、高齢者の健康管理目的、これらはそれぞれ食事の方法が異なること、年齢も考慮して自分に合った食事管理を見つけていくことの重要性を熱く語っておられました。
少子高齢社会である現状をふまえ、加齢とともに衰える認知機能や体の機能を食い止めるためには食事管理が大切であること、中でも主食であるでんぷん(糖質)を抜くことは筋肉の減少につながることが印象的でした。
参加者からは「大変わかりやすく勉強になった。吉賀町はお米が美味しいので、筋肉のために主食をしっかり食べていきたい」と多くの声をいただきました。
島根県初となる今回のセミナーの場所は、水質日本一に輝いた高津川の流れる「島根県吉賀町」です。清流の源泉の池には水神様もいらっしゃり、エネルギー溢れる一本杉が堂々と立っています。そこから町中にながれる神の水で育つ美味しい農作物は栄養満点です。
町民はもちろん、吉賀町役場で活躍する行政関係者、テレビ局員など多くの方々にご参加いただきました。
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