【栄養コンシェルジュ 新着情報】青森リンゴに深刻な雪害|日本の食卓を支える果物に何が起きているのか
2026年3月13日
日本の冬を代表する果物のひとつがリンゴです。その最大産地である青森県で、近年深刻な雪害が続いています。2024〜2025年の冬には、青森県の農業被害額が200億円以上に達しました。その大半がリンゴ園の枝折れなどの被害でした。
さらに2026年の冬も豪雪となり、リンゴの枝折れや幹割れが各地で確認されています。収穫量の減少が予想されることから、今後リンゴの価格や供給にも影響が出る可能性があります。
なぜリンゴ園に被害が起きたのか
今回の雪害を深刻にしたのは、積雪量だけではありません。
重要なポイントは雪の重さです。
2026年の冬は
・短期間で大量の降雪
・急激な気温上昇
という気象条件が重なりました。
その結果、水分を多く含んだざらめ雪が発生しました。
ざらめ雪は新雪と比べて非常に重く、場合によっては1平方メートルあたり500kgの負荷になることもあるとされています。
リンゴの枝は横方向に広がるため、この重い雪によって枝折れが起こりやすくなります。
日本のリンゴの約6割は青森県
青森県は、日本最大のリンゴ産地です。
農林水産省の統計によると、日本のリンゴ生産量の**約60%**が青森県で生産されています。
主なリンゴ産地は
・青森県
・長野県
・岩手県
などです。
青森では明治時代からリンゴ栽培が始まり、日本の果樹農業を代表する産地として発展してきました。
代表的な品種には
・ふじ
・つがる
・王林
・シナノゴールド
などがあります。
リンゴの栄養成分
リンゴは日本で非常に身近な果物ですが、栄養面でも特徴があります。
文部科学省「日本食品標準成分表(食品成分データベース)」によると、生のリンゴ(皮付き)100gの主な栄養成分は次の通りです。
エネルギー 56kcal
炭水化物 15.5g
食物繊維 1.9g
カリウム 120mg
ビタミンC 4mg
リンゴには水溶性食物繊維であるペクチンが含まれていることでも知られています。
リンゴは食品カテゴリーマップ®ではカテゴリー6
日本栄養コンシェルジュ協会が開発・普及する食品カテゴリーマップ®では、食品を栄養の特徴によって7つのカテゴリーに分類します。
リンゴはカテゴリー6(果糖や砂糖を主に含む食品)に分類されます。
このカテゴリーには
・果物
・砂糖
・はちみつ
・甘味飲料
などが含まれます。
食品カテゴリーマップでは、食品を「良い・悪い」で判断するのではなく目的に応じて使い分けるという視点を重視しています。
リンゴと食文化
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれません。
これは英語のことわざ“An apple a day keeps the doctor away.”に由来しています。
ただし、この言葉は医学的効果を保証するものではなく、健康的な食生活を象徴する表現として広く知られています。
食卓と気候変動
今回のリンゴのニュースは、単なる農業被害の話ではありません。
リンゴのような身近な食品も気候変動、農業、食料供給などの影響を受けています。
私たちが普段食べている食品は、自然環境や社会と深くつながっています。
栄養コンシェルジュが大切にしていること
栄養学の資格「栄養コンシェルジュ」では、流行の健康情報ではなく栄養学の原理原則を体系的に学びます。
そのため受講者は
・食品ニュースを理解する力
・食材の栄養価を説明する力
・科学的根拠に基づいた健康情報
を身につけることができます。
リンゴのような身近な食品も、栄養学の視点から理解することで新しい発見があります。
科学的根拠に基づいた栄養知識を体系的に学びたい方は、栄養コンシェルジュ講座の受講も検討してみてください。
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参考情報
農林水産省 果樹生産統計
青森県農林水産部
文部科学省 日本食品標準成分表(食品成分データベース)
一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
「栄養で人と未来を輝かせる」を理念に、科学的・医学的根拠に基づいた栄養知識の普及と、現場で活用できる実践的スキルを持つ人材の育成に取り組むヘルスケア教育機関です。
また、医療・運動・心理・生活科学など多分野の知見を統合し、本質的な健康支援を実現するための「栄養哲学」の研究にも取り組んでいます。
認定資格「栄養コンシェルジュ®」は、医療従事者やアスリートなど多分野の専門家が監修した信頼性の高い栄養学資格で、基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラムを提供しています。資格取得後も、最新の研究情報の共有や学習機会の提供や活動支援を通じて継続的な学びを支援し、資格取得者の生涯学習と専門性向上をサポートしています。