【栄養コンシェルジュ 新着情報】子どもの花粉症が増えている。「果物で口がかゆい」症状との関係とは?
2026年3月15日
春になると、多くの人が花粉症に悩まされます。しかし近年、特に注目されているのが子どもの花粉症の増加です。
全国規模の疫学調査によると、5〜9歳のスギ花粉症の有病率は
1998年:7.5%
2019年:30.1%
と報告されています。約20年間で、およそ4倍に増えたことになります。
花粉症は単なる季節の不調ではなく、子どもの生活にも影響する可能性がある健康問題です。
風邪と間違えやすい子どもの花粉症
子どもの花粉症は、風邪と区別がつきにくいことがあります。
例えば次のような症状です。
・熱がないのに透明な鼻水が続く
・目を頻繁にこする
・口呼吸が増える
・いびきが増える
鼻づまりが続くと睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力の低下につながる可能性があることも報告されています。
こうした症状が2週間以上続く場合、花粉症の可能性が考えられます。
花粉症と果物アレルギーの関係
花粉症と関連して知っておきたいのが「花粉‐食物アレルギー症候群(PFAS:Pollen-Food Allergy Syndrome)」です。
これは花粉のタンパク質と果物のタンパク質が似ているため、免疫が誤って反応することで起こると考えられています。
特にハンノキなどカバノキ科の花粉に感作されている場合、次の果物で症状が出ることがあります。
・リンゴ
・モモ
・ナシ
・サクランボ
を食べたときに
・口の中のかゆみ
・唇の違和感
などが起こることがあります。
花粉症は免疫反応
花粉症は、医学的にはアレルギー性鼻炎の一種です。
体内では花粉を異物として認識し、IgE抗体、ヒスタミン、炎症反応などが関与して症状が起こります。
近年は、腸内環境、栄養状態、生活習慣と免疫の関係についても研究が進められています。
ただし、特定の食品だけで花粉症が治るとする医学的証拠は現時点では確認されていません。
日常生活でできる花粉対策
花粉症対策として基本となるのは、花粉への曝露を減らすことです。
例えば
・マスクや眼鏡の着用
・帰宅後の洗顔
・花粉を家に持ち込まない工夫
などが推奨されています。治療では点鼻ステロイド薬や第二世代抗ヒスタミン薬が一般的に使用されます。
食と健康を科学的に理解する
花粉症のようなアレルギー疾患は、免疫・環境・生活習慣など多くの要因が関係しています。
そのため、健康情報を正しく理解するには科学的な栄養知識が重要です。
栄養コンシェルジュが大切にしていること
栄養学の資格「栄養コンシェルジュ」では、流行の健康情報ではなく栄養学の原理原則を体系的に学びます。
そのため受講者は
・健康ニュースを科学的に読み解く力
・食と免疫の関係を理解する力
・科学的根拠に基づいた栄養アドバイス
を身につけることができます。
花粉症のような身近な健康問題も、正しい知識で理解することが大切です。
第1回 ピースフード大学 花粉症セミナーを開催します
ピースフード大学で花粉症をテーマにしたセミナーが開催されます。
第一回セミナーのテーマは「花粉症の正体を最新科学で解説 免疫バランスを整える食事方法」です。
■名称:ピースフード大学
■場所:ウェルビーイング向上スペース SLOW AND STEADY
■住所:〒530-0011 大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 南館4階
■交通:JR線「大阪駅」直結
■主催:ベジタブルテック株式会社
■協力: 一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
「花粉症の最新科学と食事」
内容:花粉症の正体を最新科学で解説 免疫バランスを整える食事方法
開催日:2026年3月27日(金)
時間:14:00開場l14:30開始l16:30終了予定
参加費:無料
形式:会場参加(定員50名)lオンライン配信(定員300名)
※アーカイブ視聴可
詳細:https://vegetabletech.co.jp/media/kiji.php?n=96
会社概要:ベジタブルテック株式会社
野菜の持つ栄養価値を活かし、健康と食、農業をつなぐ食品やサービスを開発する企業です。
国産野菜を丸ごと粉末化した「飲む粉野菜」などを通じて、日常生活の中で無理なく健康的な食習慣を取り入れることができる新しい食のスタイルを提案しています。
一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会
「栄養で人と未来を輝かせる」を理念に、科学的・医学的根拠に基づいた栄養知識の普及と、現場で活用できる実践的スキルを持つ人材の育成に取り組むヘルスケア教育機関です。
また、医療・運動・心理・生活科学など多分野の知見を統合し、本質的な健康支援を実現するための「栄養哲学」の研究にも取り組んでいます。
認定資格「栄養コンシェルジュ®」は、医療従事者やアスリートなど多分野の専門家が監修した信頼性の高い栄養学資格で、基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラムを提供しています。資格取得後も、最新の研究情報の共有や学習機会の提供や活動支援を通じて継続的な学びを支援し、資格取得者の生涯学習と専門性向上をサポートしています。